京都にある曹洞宗の法衣・仏具専門店 | 美濃角

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美濃角について

美濃角について

明治29年、京都の地で創業した曹洞宗専門 法衣・仏具店です。

私たちは京都で曹洞宗の法衣・仏具を専門に取り扱っている法衣仏具店です。
明治時代当時に京都の衣屋の大手であった「美濃藤」で修行を積んだ田上角太郎が、明治29年に(諸説あり)呉服屋があつまる室町通り界隈にて「美濃角」を創業いたしました。 現在は5代目が伝統を守りつつ、また現代のお客様のニーズに合ったご提案ができるよう、日々精進しております。 京都の職人とともに120年、つぎの100年先も受け継がれるものを。誠実謹慎をモットーにお客様とお付き合いをさせていただいております。

代々続く知識と経験

創業当時は「御袈裟衣調進所」として、お坊さんの衣全般を取り扱う販売所として始まりました。初代は各地を行商でめぐり、お客様一人ひとりの寸法をとって京都に持ちかえり、生地の仕入、染、裁断から縫製まで行っていました。
流通やインフラが発達した現在でも、できるだけ多くのお客様と直接お会いし、体型の変化はないか、好みの変化はないかを読み取りながら、ご提案させていただいております。
数ページから始まった御袈裟・衣の寸法を記した資料は、今では膨大なページ数となりました。その1ページ1ページにお客様の寸法のみならず好みや履歴が書き込まれています。お客様が増えても、一人ひとりと向き合う販売スタイルを守り続けています。

また、「御袈裟衣調進所」として始まった弊社ですが、お客様のご要望にお応えし仏具のお取り扱いにも力を注いでいます。
京都という職人の聖地ともいえる地の利を生かし、職人と共に技術を磨き、知恵を絞りながらお客様にご満足いただけるよう、精進し続けることをお約束いたします。

長い歴史を誇る曹洞宗ですが、その間、御袈裟や衣、仏具の形も時代に合わせて少しずつ変化しています。それは、より着やすいもの、着心地がいいもの、長持ちするものをというお客様のニーズを実現するため、職人が考え抜き工夫してきた進化の歴史でもあります。
その進化の方向を間違わないために、顔の見える職人とのつながりは弊社の生命線ともいえる財産です。近年、海外で製造されたものも多く出回るようになりました。安価にもかかわらず、〝見た目の質″はほとんど変わらないため、日本製ということに価値を見出さない場面も残念ながら増えてきています。
しかし、日本の物づくりには目には〝見えない価値″が存在します。
お客様の思い、それを実現するための職人の業や試行錯誤、そして、その物を手にした時の満足感と後世に受け継がれる「大切にしたい」という思い。
そのストーリーこそが価値だと私たちは考えています。
美濃角ではこれからも「メイドインジャパン」「メイドイン京都」の品をご提供いたします。
顔の見える職人を育て、綿密な関係を築き上げ、お客様の細かなニーズに対応することこそが、結果的にお客様の利益を守ることになると信じています。

洗練された職人の技

美濃角

美濃角の沿革

明治29年 (1896年) 初代 美濃屋 田上角太郎 「御袈裟衣調進所」として京都にて創業
大正11年 (1922年) 二代目 田上豊太郎が美濃角法衣として事業を継承
昭和50年 (1975年) 三代目 田上雅章が法人組織に変え、美濃角法衣株式会社とする
平成15年 (2003年) 四代目 田上丈二が事業を継承
平成26年 (2014年) 五代目 田上雅英が事業を継承。株式会社美濃角とし、本店を移転する

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